久しぶりにフィリピンでTOEICを受験しました。
前回受験したのが2015年8月なのでほぼ4年ぶりの受験です。
ちなみに、鶴の過去最高点は990点満点中、795点(リスニング:425点 リーディング:375点)です。
このスコアは長年フィリピンに住んで現地人と英語で仕事してる身としては、正直高い点数とは言えません。
別にスコアが会社の昇進に影響するとかではないのですが、流石にそろそろ800点の壁を超えたいと一念発起し、改めて受験することにしました。
今回はそもそもTOEICとは何なのか、またフィリピン(特にマニラ)での受験方法や会場の雰囲気をまとめます。
TOEICとは?
国際コミュニケーション英語能力テスト、通称TOEICとは、英語を母語としない者を対象とした、英語によるコミュニケーション能力を検定するための試験である。 試験の開発、運営、試験結果の評価は、アメリカ合衆国の非営利団体である教育試験サービスが行っている。
引用元:ウィキペディア
TOEICとは「Test Of English International Communication」の略です。日本ではTOEICのスコアが会社の入社試験や、昇進の基準になったりする指標として使われることが多いため、大学生頃から受験を始める人が多いポピュラーな英語能力検定です。
試験内容はリスニング&読解に特化したものや、スピーキング&ライティングに特化したものがありますが、一般的にTOEICといった場合、リスニング&リーディング形式のものを指す場合が多いです。
鶴が受験したのもリスニング&リーディングに特化したテストです。
TOEICの点数の目安
TOEIC公式による点数の目安がこちらです。
鶴の現在のスコア(リスニング:425点 リーディング:375点)を照らし合わせると、以下のようになります。
795点に該当するのはレベルB。コミュニケーション能力としては「どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている」とされているようです。海外で働いている身としては一応及第点といったところでしょうか。
確かに、従業員と話していても聞き取れないことがありますが、細かく聞き返せば理解できるといった程度です。
マニラでのTOEIC受験の方法
フィリピンでのTOEIC受験はHOPKINS INTERNATIONALという会社がTOEICを主催するETS公式パートナーとして請け負っています。
受験希望者ははHOPKINSのホームページから申し込みをする必要があります。
申込み方法
申し込みはヘッダー部分から「REGISTER ONLINE」を選ぶと、近々開催される試験が表示されます。
大まかな流れは以下のようになります。
ステップ1
申し込みフォームの記入
ステップ2
HOPKINSの銀行口座へ受験料の振込
ステップ3
下記の必要書類をメールでHOPKINS側へ送信する必要があります。
————————————
1.振込明細
2.パスポートのスキャンデータ
3.顔写真(2×2のカラー、白背景)
————————————
※顔写真は別途ショッピングモール内の写真屋さんで撮影可能です。
※ステップ3に関しては受験日の10日前までに送付する必要があるので要注意です。
料金
受験料は2300ペソです。
試験結果をフィリピン国内の住所に送付希望する場合は追加で200ペソ。
フィリピン国外へ送付希望する場合は追加で2000ペソが必要になります。
私はフィリピンに住んでいますので合計2500ペソ支払いました。
会場
今回の受験会場は、マカティのショッピングモールGreenbelt 1の正面にあるASIAN INSTITUE OF MANAGEMENTという建物の3階でした。前回受験した2015年も同じ場所だったのでここ数年はずっと同じ場所で開催されているようです。
受験の雰囲気
朝7時半までには会場に来るようにと指示がありました。
7時過ぎくらいに到着しましたが、既に10人くらい待機していました。
試験会場にはパスポート以外持ち込み禁止です。
スマホはもちろん、財布や時計も持ち込めません。
入場前には金属探知機でも入念にチェックされます。
荷物に関しては番号札と引き換えに預けることができるので心配ありません。
また、一旦入場すると試験終了まで会場を出ることができませんので、
トイレは事前に済ませる必要があります。
エアコンが効いているので受験される方は長袖の上着を持っていかれることをお勧めします。
今回の受験者数はざっくり100 – 150人くらいで
肌感覚ですが、受験者の国籍別では韓国人と日本人が多く、それに次いで中国人、ベトナム人やタイ人が続くといった感じでした。フランス人も若干いたようです。
試験はリスニングパート45分、リーディングパート75分の計2時間。
試験官による最初のガイダンス以外は基本録音音声に沿って進行します。
途中気分が悪くなったりしたら、挙手をして試験官に伝えろとのことでした。
試験が終了したら、シート内の基本情報に記入漏れがないか試験官が一人ひとりチェックして周り、
それが終わると退場です。
まとめ・鶴のひと声
「上着を絶対持っていけ!」
フィリピンでは一般的ですが、映画館やオフィスなどの屋内はエアコンがガンガン効いていることが多いです。
一応空調の調整はリクエストできるようですが、パーカーなど上着は必ず持参したほうが無難です。
鶴は日本でTOEICを受験したことがないので分かりませんが、
試験自体はどの国で受けても同じだと思うので特筆することはありません。
コメント