先月、日本滞在中にソニーのノイズキャンセリング機能付きのワイヤレスイヤホン「WI-C600N」を購入しました。3週間ほど使用しているので感想を書きたいと思います。
新しいイヤホンを探している方の参考になれば幸いです。
なぜ WI-C600N を買ったか
以前は、同じくソニーの下位モデルの WI-C400を使っていました。
値段も手頃で圧倒的なバッテリー持ち(20時間)、そこそこ満足していましたが、
そろそろノイズキャンセリング機能が付いたイヤホンが欲しく色々と探していました。
まず、候補としてあがったのがアップルの Airpods Proとソニーの上位モデル WI-1000XM2ですが、結果的にどちらも候補から外れました。
(ちなみに Airpods Pro の対抗馬として WF-1000XM3 がありますが、見た目が好みでないので却下)
Airpods Pro はとても評判がよいのですが、未だに入手困難で、なおかつ現在使用しているスマホがAndroid なので、そこまで拘る必要はないと考え却下。
一方、WI-1000XM2 は Sony が押す高級・高性能シリーズのひとつで
WI-C400 と同じく首掛け式なのが特徴。
ほぼ WI-1000XM2 を購入するつもりでいましたが、念の為お店で WI-1000XM2 を試聴した結果、残念ながら選択肢から外しました。
選択肢から外した理由ですが、ノイズキャンセリング使用時の不快感が気になりました。
別の日も含め3回ほど試聴しましたが、ノイズキャンセリング使用時の圧迫感が強く、装着していてすごく気持ち悪い。
例えるなら飛行機に乗った時の気圧の変化で感じる圧迫感に近い気持ち悪さです。
確かに音質は文句なく素晴らしかったですが、この妙な圧迫感・不快感を我慢して3万2千円程度支払うのは。。。と躊躇してしまいました。
下位モデルの WI-C600N のほうがしっくりきた
そこで、近くに展示されていた WI-C600も試聴してみました。
価格は1万4000円程で、1000XM2 の半分ほど。しかも一応ノイズキャンセル付き。
価格が半分なので確かにノイズキャンセルの効き具合は 1000XM2 ほどではありません。
しかし 1000XM2 で感じた強烈な圧迫感はありませんでした。
音質も 1000XM2 ほどではありませんが、
決して悪く感じませんでしたし、癖がなくとても聞きやすい音です。
(ちなみに、以前使用していた WI-C400 と比較すれば段違いでよいです。)
最終的にこちらのモデルを購入するに至りました。
WI-C600N のよかった点
コンパクトは正義
しばらく使っていて気づいたのですが、
ネックバンドタイプはその形状からどうしてもかさばりがちなので
いかにコンパクトに収納できるかが重要だと思ってます。
WI-C600N はとてもコンパクトです。
ネックバンドがシリコンのため、使用していない時はくるくる丸めてボケットに入れることも可能です。
もし、断線を懸念し直接ポケットに入れたくない場合は、
別でポーチに入れるとよいかと思います。
手持ちの無印良品のポーチがあったので入れてみましたが、
こんな感じでピッタリ入ります。
また、個人的に首にかける際に本体部分が目立つのが嫌なので、
普段からなるべくシャツの下に隠すようにしています。
このモデルであればすっぽり隠れます。
WI-1000XM2 だと本体部分が少し大きめなので付属のケースも結構大きく
シャツの下でもここまでうまく隠れないでしょう。
思ったよりノイズキャンセルが効く
他のレビューを見ると外界の音が大体50%程度削減されるとのことです。
個人的にも大体それくらいかなという印象ですが、音楽再生していればそこまで雑音は気にならないです。むしろ少し聞こえるくらいのほうが安全面でもよいかと思います。
WI-C600N の残念な点
バッテリー持ちがやや悪い
仕様上はノイズキャンセリング使用時で6.5時間とのことですが
曲送りなどすると体感的には5時間程度といった印象です。
普段の通勤で往復で使用するには問題なさそうですが、毎日か1日置きくらいで充電が必要かもしれません。
ボタンの位置が分かりづらい
本体左側には「電源」「音量」「再生/停止, 曲送り・曲戻り」が配置されていますが、特に電源ボタンの位置が手探りだと非常にわかりづらいです。慣れの問題かもしれませんが、
WI-C600N はこんな人向き
- 初めてノイズキャンセリング付きイヤホンを購入検討している人
- 完全無線イヤホンだと落とすのが不安な人。
- ネックバンドタイプのイヤホンが好きな人
- ワイヤレスイヤホンが欲しいけど、音質・値段はそこそこでいい人
まとめ
今回はソニーのノイズキャンセリング機能付きワイヤレスイヤホン WI-C600Nをしばらく使ってみた感想を記事にしました。いくつか気になる点はありますが、1万円そこそこのワイヤレスイヤホンとしてはかなりコスパに優れた製品だと思います。
また何か気づいた点があればアップデートしたいと思います。
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